マレーシア留学ってやめといたほうがいいの?」
「英語を学ぶつもりだったのに、マレー語や中国語ばかりって本当?」
「就職に不利になるって聞いたけど、大丈夫なの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、本記事では「マレーシア留学やめとけ」と言われる理由を、実際に留学中の大学生がリアルな視点で解説します。
本当にマレーシア留学は避けるべきなのか?それとも、実は隠れたメリットがあるのか?
留学を検討している方が後悔しないために、マレーシア留学のメリット・デメリット、そして私自身の体験談を詳しくお伝えします。
✔ マレーシア留学は英語力向上に最適なのか?
✔ マレーシアの大学を卒業すると就職に影響がある?
✔ 生活環境や留学生活のリアルな実態とは?
✔ 実際に留学した大学生が感じたメリット・デメリット
マレーシア留学はやめとけと言われる理由
・就職がむずかしい
・世にあまり知られていない
・生活環境が悪い
・英語より中国語が多い?
マレーシア留学ってなんでそんなにやめとけと言われるのでしょうか?
まずは、一般的によく言われてる理由を紹介していきます。
英語のレベル
マレーシアは英語が公用語の一つですが、英語圏の国と比べると英語力に差があります。
特に、ローカルの人々はマレー語や中国語を主に使うため、英語のアクセントが強かったり、英語があまり得意でない人もいます。
そのため、ネイティブの英語に触れたい人には物足りなく感じるかもしれません。
また、大学の授業では英語が使われるものの、日常生活ではローカルの言語が多く飛び交うため、英語を学びに来たつもりが思ったより英語を使う機会が少ないと感じる人もいます。
さらに、英語での会話ができる人とできない人の差が激しく、大学の友人同士でもマレー語や中国語が主流になりがちです。
特に、英語を学ぶために留学した人にとっては、英語を話す環境を意識的に作らなければならないため、英語の上達に苦労することがあります。
英語を活かして将来的にキャリアアップを考えている人にとっては、環境が十分ではないと感じるかもしれません。
就職が難しい?
マレーシアの大学を卒業しても、日本や他の国での就職活動で有利になるとは限りません。
特に、日本の企業ではマレーシアの大学の知名度が低く、評価されにくいことがあります。
そのため、卒業後のキャリアプランをしっかり考えておく必要があります。
さらに、マレーシア国内での就職を考える場合も、現地での就労ビザの取得が難しいことが多く、ローカルの学生と競争しなければならないため、厳しい状況になることがあります。
また、マレーシアの企業文化や労働市場は日本と大きく異なり、給与水準も比較的低めです。
日本や欧米の企業と比較すると、労働環境が異なり、キャリアの選択肢が限られる可能性があります。
特に、国際的な企業に就職したい場合、マレーシアでの学歴や経験がどれだけ評価されるかは注意が必要です。
世にあまり知られていない
アメリカやイギリス、オーストラリアと比べると、マレーシアの大学は世界的な知名度が低いです。
そのため、日本の友人や家族から「なぜマレーシア?」と聞かれることもあります。
また、留学先としての情報が少ないため、事前に十分なリサーチが必要です。
大学ごとのカリキュラムの違いや、卒業後の進路などもよく調べておかないと、思っていたのと違ったと後悔する可能性もあります。
さらに、日本国内での就職活動の際に、企業側がマレーシアの大学について詳しく知らないこともあるため、自己PRの仕方に工夫が必要です。
例えば、海外での経験や異文化理解の力を強調することで、他の求職者との差別化を図ることができます。
しかし、大学のネームバリューを重視する企業の場合は不利になる可能性もあるため、卒業後の進路を慎重に考える必要があります。
また、マレーシアの大学はランキングに入ることが少なく、学歴のブランド力が日本国内や欧米ほど強くありません。
そのため、日本の大学と比較してどのような違いがあるのかを理解した上で、将来のキャリアにどう活かせるかを考える必要があります。
大学によっては提携先の海外大学で学ぶプログラムが用意されている場合もあり、そうした制度を活用することで、より多くの選択肢を得ることができます。
生活環境が悪い
マレーシアは物価が安く、生活しやすい国ですが、日本と比べると衛生面やインフラに課題がある地域もあります。
例えば、虫が多かったり、水道水が飲めなかったりすることにストレスを感じる人もいるでしょう。
加えて、公共交通機関が日本ほど発達しておらず、車がないと移動が不便なエリアも多いです。
特に、雨季には大雨による洪水や交通渋滞が発生しやすく、通学や通勤が大変になることもあります。
また、マレーシアは暑い気候のため、常にエアコンが必要になることが多く、電気代がかさむことがあります。
日本の四季に慣れている人にとっては、暑さに適応するのが大変かもしれません。
さらに、屋外での活動が制限されることもあり、特にスポーツやアウトドアが好きな人には不便に感じることもあります。
しかし、生活の工夫次第で快適に過ごすことも可能です。
例えば、高級コンドミニアムに住めば、プールやジムが完備されているため、健康的な生活を維持しやすくなります。
また、清潔なショッピングモールやレストランが多く、日本食も手に入りやすいため、食生活に困ることは少ないでしょう。
マレーシアのライフスタイルに適応できるかどうかが、快適に過ごせるかのカギになります。
英語より中国語が話されている地域もある
マレーシアには多くの中華系住民が住んでおり、地域によっては英語よりも中国語(広東語や福建語)が多く話されていることがあります。
特に、地元の市場や飲食店では英語が通じにくいこともあるため、中国語ができないと不便に感じる場面もあります。
英語を学びに来たつもりが、日常会話では中国語やマレー語が飛び交っているため、英語を実践する機会が限られるという声もあります。
私がマレーシア留学をやめとけばよかったと思ったこと
・日本人が多すぎる
それでは、私がマレーシア留学に来てからがっかりしたことなどを解説していきます。
英語のレベル
正直、私はそこまで「やめとけばよかった」と思ったことはありません。
しかし、もし純粋に英語を極めたいなら、アメリカやイギリス、オーストラリアなどの英語圏の国へ行く方が良かったかもしれません。
マレーシアでは英語を使う機会は多いものの、ネイティブの発音や表現に触れる機会は限られます。
特に、英語の正確な文法や自然なフレーズを学びたい場合は、ネイティブ環境の方が適しているかもしれません。
また、ローカルの人々の英語のアクセントが強いため、最初は聞き取りに苦労することがあります。
英語を学ぶ目的で来たにもかかわらず、日常会話でマレー語や中国語が飛び交っている環境に戸惑うこともあります。
そのため、意識的にネイティブの英語を学ぶ機会を作らなければ、思ったほど英語力が伸びないと感じるかもしれません。
日本人が多すぎる
マレーシア留学は日本人に人気があり、特に私立大学や語学学校では多くの日本人学生がいます。
そのため、日本人同士で固まりがちになり、英語を話す機会が減る可能性があります。
意識的に外国人の友人を作らないと、英語力が思ったほど伸びないこともあります。
また、日本人同士のコミュニティが強すぎるため、海外にいるのに日本のような環境になってしまうこともあります。
特に、寮生活や学校のグループワークでは、日本人同士で行動しがちです。
授業のグループワークでも日本人同士で固まると、英語を使う機会が減り、せっかくの留学のメリットを十分に活かせなくなります。
さらに、日本人が多いために、日本語の情報が多く手に入りやすく、現地の文化に深く入り込む努力をしないと、日本にいるのと変わらない生活になってしまうこともあります。
また、日本人向けのレストランやカフェも多く、日本食が手に入りやすい環境ではあるものの、それが逆に異文化適応の妨げになることもあります。
日本食が恋しくなったときに気軽に食べられるのはメリットですが、それが理由でローカルの食文化をあまり体験しないまま帰国してしまう人もいるのが現実です。
留学の目的によっては、日本人が多い環境が安心感につながる場合もありますが、英語力を伸ばしたい、異文化にどっぷり浸かりたいと考えている人にとっては、意識的に日本人以外の友人を作る努力が求められます。
やめとけ? それでもマレーシア留学をおすすめする理由
コストパフォーマンスが良い
マレーシアの大学の学費や生活費は、アメリカやイギリスと比べると格段に安いです。
そのため、費用を抑えながら海外留学を経験したい人には魅力的な選択肢です。
また、物価が安いため、節約しながらも充実した留学生活を送ることができます。
さらに、住居費や食費も安く、シェアハウスやコンドミニアムを利用することでより経済的な生活を送ることが可能です。
学費に関しても、奨学金制度を活用すれば、さらに負担を軽減できる可能性があります。
海外留学を考えているものの、費用面で悩んでいる人にとって、マレーシアは現実的な選択肢になり得ます。
多文化環境
マレーシアは多民族国家であり、マレー系、中華系、インド系など様々なバックグラウンドを持つ人々と交流できます。
異文化理解を深めるには最適な環境です。
異なる文化の価値観を知ることで、グローバルな視点を持つことができ、将来的に国際的な仕事に役立つ経験を得られます。
多文化環境の中で生活することで、さまざまな国の文化に触れながら成長できる機会が増えます。
例えば、友人の家で中華系の旧正月を祝ったり、ヒンドゥー教の祭りであるディーパバリに参加したりすることができます。
また、多国籍なコミュニティに身を置くことで、異文化適応力が鍛えられ、将来的に海外で働く際にも役立つ経験となります。
英語を使う機会は十分にある
たしかにネイティブレベルの英語環境ではありませんが、マレーシアの大学では授業が英語で行われるため、英語を実践的に学ぶ機会は多いです。
特に、意識的に英語を使う環境を作れば、英語力を伸ばすことも可能です。
さらに、留学生同士や講師との会話を積極的に行うことで、実践的な英語力を身につけることができます。
また、日常生活の中でも英語を使用する場面は多くあります。
ショッピングモールやレストランでは英語が通じるため、会話を積極的に行うことでリスニングやスピーキングのスキルが向上します。
さらに、英語でのプレゼンテーションやディスカッションの機会も多く、実際のビジネスシーンに近い形で英語を学ぶことができる点も大きなメリットです。
他の国に気軽に旅行にける
カンボジアとかタイとかまで往復2〜3万で行けて最高です。
マレーシアの立地の良さを活かせば、週末や連休を利用して近隣の国々を手軽に訪れることができます。
例えば、ベトナムやインドネシア、シンガポールなども比較的安い航空券でアクセス可能です。
また、LCC(格安航空会社)の便が充実しており、プロモーションを利用すればさらにお得に旅行することができます。
例えば、エアアジアやマリンドエアを使えば、数千円で近隣の国々に行けることも珍しくありません。
さらに、マレーシアの国際バスや鉄道を利用すれば、陸路でタイやシンガポールに移動することも可能です。
飛行機を使わずに国境を越える旅を楽しめるのも魅力の一つです。
旅行好きな人にとっては、マレーシア留学の大きなメリットになるでしょう。
普通に楽しすぎる
毎日が忙しいわけではないので、休日は釣りに行ったり、KLに遊びに行ったりと、毎日が本当に楽しいです!
マレーシアには多くの釣りスポットがあり、淡水や海釣りの両方を楽しむことができます。
また、遊びに出かける機会も多く、観光名所やショッピングモール、カフェ巡りなど、週末の過ごし方には困りません。
特に、ビーチやアイランドホッピングなどのアクティビティも充実しており、気軽にリゾート気分を味わえるのも魅力のひとつです。
さらに、マレーシアならではの屋台グルメを堪能しながら、友人たちと語り合う時間も楽しいものです。
休日には、バスケットボールをしたり、公園でピクニックを楽しんだりすることもあります。
運動をしながら友人とコミュニケーションを取ることで、さらに仲が深まり、留学生活がより充実したものになります。
マレーシア留学はやめとけ? まとめ
マレーシア留学やめとけ」と言われる理由はいくつかありますが、それは人によって感じ方が違います。英語を本気で学びたいなら英語圏の国の方が向いているかもしれません。
しかし、費用の安さや多文化環境、他の国へのアクセスの良さなど、マレーシアには独自の魅力があります。
特に、コストを抑えて海外経験を積みたい人にとっては、マレーシアは非常に魅力的な選択肢です。
英語環境に関しても、意識的に英語を使う環境を作ることで十分な成長が見込めます。
また、多民族社会の中で異文化理解を深めることができる点も大きなメリットです。
ただし、日本人が多い環境に流されると英語を使う機会が減ることや、マレーシアの大学の知名度が日本では低いことなど、注意すべきポイントもあります。
自分の留学の目的を明確にし、それに合った行動を取ることで、より有意義な留学生活を送ることができるでしょう。
結局のところ、マレーシア留学が向いているかどうかは、自分の目的や価値観次第です。
しっかりと情報を集め、慎重に判断することで、後悔のない留学選びをしてください!
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