「マレーシアで銀行口座って必要?」
「日本のカードだけで生活できるんじゃないの?」

そんな疑問を持っている方に向けて、この記事では実際にマレーシアに留学している私の体験をもとに、銀行口座を開設すべき理由やそのメリットを詳しく解説します!
「現地のATMでお金を引き出すたびに高額な手数料がかかってしまう…」
「家賃や水道光熱費の支払い方法がわからない…」
マレーシアでの生活がスタートすると、こうした悩みは意外とすぐに現実のものになります。
日本の銀行口座やクレジットカードだけでは、どうしても不便なことが多く、ストレスや手間がかかってしまうことも。
そこで役に立つのが、現地の銀行口座です。
ATM引き出し、公共料金の支払い、友人や家族との送金、キャッシュレス決済など、生活のあらゆるシーンで活躍してくれます。
この記事では、私が実際にMaybankで銀行口座を開設したときの流れや、手続きに必要な書類、おすすめの銀行、そして外国人が気をつけるべきポイントまで、リアルな体験を交えて分かりやすく紹介しています。
✔ 銀行口座を開設することで、現地生活が圧倒的にスムーズになる
✔ 日本のカードでは対応しきれない場面も多い
✔ 留学生でも簡単に開設できる銀行がある
✔ 自分に合った銀行を選ぶことが成功のカギ
マレーシアでの生活をより快適に、そして安心して送るために。ぜひ最後まで読んで、後悔のない準備をしていきましょう!
マレーシアで銀行口座を開設するメリット
お金の管理が簡単になる
銀行口座を持つと、現金を持ち歩かずに済むため、財布の中を軽く保てます。
一番いいのが、友達とのまた、割り勘のとき便利です。
アプリで支出や収入を記録・確認できるため、どれくらい使っているのか一目で把握できます。
特に留学生活では、学費や生活費などお金の流れが多いため、しっかりとした管理が重要です。
銀行口座があれば、食費や交通費などのカテゴリー別に支出を管理することもできるので、無駄遣いの傾向も見えてきます。
毎月の支出を把握して予算を立てる習慣も自然と身につき、将来のための貯金計画も立てやすくなります。
安全にお金を保管できる
家に現金を置いておくと、盗難のリスクや置き忘れによる紛失の可能性があります。
銀行口座を開設すれば、資金はより安全に保管され、セキュリティ対策も万全です。
例えば、Maybankでは取引ごとにSMS通知が届くので、不正利用にもすぐに気づくことができます。
万が一不正利用された場合でも、銀行によっては補償制度があるので安心感があります。
特にマレーシアの大手銀行はセキュリティ意識が高く、SMS認証や二段階認証を導入しており、不正アクセスのリスクを大きく下げています。
貴重品を持ち歩かない生活は精神的にも安心です。
ATMを使って現金を簡単に引き出せる
MaybankやCIMBなどの銀行は、マレーシア全国にATMを展開しており、ショッピングモールや大学キャンパスの近くにも多く設置されています。
ATMは24時間稼働しているため、急に現金が必要になったときでも安心です。
実際、私の大学の近くにも複数のATMがあり、いつでも簡単に引き出しができてとても便利です。
現金を引き出す際の操作も日本と似ており、言語設定も英語かマレー語が選べるので、外国人でも戸惑うことは少ないです。
オンラインバンキングで便利に管理できる
オンラインバンキングを使えば、わざわざ支店に行かずとも、スマートフォンやパソコンから残高確認や送金、支払いができます。
特に家賃や学費の支払い、電話料金などの定期的な支払いを忘れずに行えるのはとても便利です。
さらに、取引履歴をいつでも確認できるため、支出の傾向分析にも役立ちます。
私はMaybankのアプリを利用していますが、UIがシンプルで初心者でもすぐに使いこなせました。
また、アプリ内でTouch ‘n Goとの連携もスムーズに行えるので、キャッシュレス生活との相性も抜群です。
電子マネーやクレジットカードとの連携が可能
マレーシアではTouch ‘n Goなどの電子マネーが広く利用されており、銀行口座と連携させればチャージもスムーズです。
最近では、Touch ‘n Go以外にもBoostやGrabPayといった電子決済サービスが普及しており、それぞれのアプリに銀行口座を接続することで簡単に残高の確認やチャージが可能です。
また、デビットカードやクレジットカードとの連携により、買い物や食事の支払いもスマートに行えます。
特に学生の場合、クレジットカードを持つ機会は少ないかもしれませんが、デビットカードがあればオンラインショッピングやサブスクの支払いにも対応できます。
私はコンビニやGrabでの支払い時にキャッシュレスで済ませることが増え、現金を使う機会が減りました。
また、現地のレストランやバス・電車などの公共交通機関もほとんどがキャッシュレス対応となっており、財布を取り出すことなくスマホ1つで生活できるのがとても便利です。
送金や受収がスムーズにできる
家族からの送金や、友達へのお金の返却なども、アプリを使って簡単に行えます。
私自身、Touch ‘n GoやMaybankのオンラインバンキングを通じて、生活費の送金や割り勘の支払いをしています。
リアルタイムで送金が完了するので、現金を手渡しする手間が省け、便利です。
特に複数人でシェアハウスをしている場合や、外食時の割り勘にはオンライン送金が非常に役立ちます。
送金履歴も残るため、後から誰にいくら支払ったか確認できる点も安心です。
公共料金の支払いが簡単になる
水道代、電気代、インターネット料金などの公共料金も、オンラインで一括して支払うことが可能です。
自動引き落としの設定をしておけば、支払いを忘れる心配もありません。
私は引っ越した際に光熱費の契約をしたのですが、銀行アプリと連携させることで請求と支払いがとても簡単になりました。
支払いが完了するとすぐに通知が来るので、トラブル防止にもなります。
また、毎月の請求内容もアプリ上で確認できるため、異常があった際にもすぐ対応できるのが安心です。
国際的な取引が可能になる
日本の銀行口座への送金や、海外の通販サイトでの買い物、さらには留学後の奨学金の受け取りにも対応できます。
マレーシアにいながら国際送金ができる環境は、今後のキャリアや学業にも大きなプラスになります。
特にPayPalやWise(旧TransferWise)などの国際サービスとの連携もスムーズです。
私は実際にWiseを使って、日本の自分の口座に送金したことがありますが、手数料も安く、レートも良かったので非常に助かりました
将来的に海外との仕事や取引を考えている人にも、銀行口座を持っておくことは大きなメリットになるでしょう。
マレーシアで銀行口座を開設する方法
銀行口座開設に必要なもの
銀行口座を開設する際には、以下の書類を用意する必要があります:
- パスポート:本人確認のために必須です。
- 学生証または在学証明書:現在マレーシアの教育機関に在籍していることを証明するために必要です。
- 居住地を証明する書類:たとえば、部屋のレント契約書や電気・水道などの公共料金の請求書です。
場合によっては、学生ビザのコピーや入国スタンプが押されたページの提示を求められることもあるので、念のため持参しましょう。
銀行によって求められる書類が多少異なるため、口座開設を希望する支店に事前に電話やメールで確認しておくと安心です
実際の口座開設の流れと所要時間
私がMaybankの支店で口座を開設したときの流れをご紹介します。
まず、前日に必要書類をすべて確認・準備し、念のためコピーも持参しました。
当日は平日の午前10時頃に支店へ向かい、受付で「Saving Account(普通預金口座)を開設したい」と伝えると、番号札を受け取り、約15分ほど待ちました。
窓口では、担当スタッフがとても丁寧に対応してくれました。
提出書類の確認後、「マレーシアでの滞在予定期間」や「大学名」、「口座の利用目的」など、簡単な質問に英語で答えました。
英語が不安な方でも、スタッフはゆっくり話してくれるので安心です。
その後、いくつかの書類に個人情報を記入し、署名を行いました。
RM250の初期デポジットを支払い、口座が正式に開設されました。
続けて、その場でキャッシュカードが発行され、ATMの使い方やPIN番号の設定、さらにはオンラインバンキングの登録方法まで丁寧に教えてもらいました。
全体の手続きにかかった時間は約45分〜1時間半ほどで、非常にスムーズでした。
支店によっては混雑状況が異なるため、午前中に行くことをおすすめします。
おすすめの銀行と注意点
マレーシアには複数の銀行がありますが、特に留学生におすすめなのは以下の3つです。
Maybank(メイバンク)はマレーシア最大手で、支店とATMの数が多く、アプリも使いやすいです。
CIMBは「CIMB Clicks」というアプリが人気で、リアルタイム送金やQR決済が便利です。
Public BankはPayWave機能付きカードを提供しており、初心者にも扱いやすいのが特徴です。
ただし、口座開設にあたっては注意点もあります。
外国人は普通預金口座(Saving Account)しか開設できない場合があり、定期預金やクレジットカードには制限があることも。
ATMについては、他行のATMを利用すると手数料がかかることが多いので、普段利用する場所にその銀行のATMがあるか確認しておきましょう。
また、銀行の営業時間は平日9:00〜16:00が基本で、金曜日はイスラム教のお祈りのため短縮されることもあります。
言語面についても、日本語対応のある支店は少ないため、英語でのやり取りが基本となります。
簡単な英会話フレーズを準備しておくと安心です。
マレーシアで銀行口座を開設した方がいいのか? まとめ
マレーシアでの銀行口座開設は、長期滞在する留学生やワーホリ中の方にとって、非常に大きなメリットがあります。
生活費の管理がしやすくなり、家賃や公共料金、学費の支払い、アルバイトの給与受け取り、さらに国際送金までもがスムーズになります。
私自身、Maybankの口座を開設してから日々の生活が格段に楽になりました。
特にキャッシュレス決済の利便性と、オンラインバンキングを使った資金管理のしやすさは想像以上でした。
これからマレーシアで生活を始める方は、ぜひ早めに銀行口座を開設して、安心で快適な留学生活をスタートさせてください!
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